雨の日

今朝、目が覚めて耳に入ってきたのは、濡れた路面を走る車のざーという音だった。カーテンを開けるとやはりバス通りのアスファルト団地の歩道も黒く光っていた。しばらく気温の高い晴れた日が続いたから、今朝の雨は少しばかり、気分が良かった。
晴れた朝なら、何かしないともったいない気がして落ち着かない。
静かで穏やかな時間が欲しい時は雨に限る。ダラダラ読んでいた松本清張砂の器、雨が上がって空が明るくなる前に読んでしまおうと思う。