気ままに生きること

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小金井公園


この歳になると早起きになる。

早起きになるので、寝るのも早いのかといえば、そんなことはなく、

深夜を過ぎても、寝ないでダラダラした時間を過ごしている。

 

昨夜も午前1時を過ぎてから、ベットに入ったけれど、今朝は5時前に目が覚めた。

トイレに立って、やる事もないからベットに戻った。

いつもなら、スマホタブレットを見たりしているうちに、

またウトウトしたりするのだけれど、今日はこのまま、起きて車を洗いに行こうかと思った。

天気も良いし、昨日は強風だったけれど、今日は風速1メートルらしい。

液体ワックスが風で飛び散って、イライラしないですみそうだ。

朝早ければ、他の人に気を使わないで済むし、天気予報では明後日から、当分、雨らしいし、

天気予報は最近、本当に外れることがないから、今日を逃す手はないと思った。

そう思い立つと、ふたたび、ベットから起き上がり、シャワーを浴びることにした。

私は何か、こうしようと決めた時、身を清める訳ではないけれど、シャワーを浴びたくなる。

それは勤め人をやっていた頃、寝起きのだるさとか、やる気の出ない気分をシャキッと

させるために、シャワーでそんな気分を無理やり、洗い流して、さっぱりした気分で

仕事に向かう為の儀式みたいなものだった。

 

しかしながら、今の私には、そんな儀式など必要がなくなった。

気分がだるいなら、やる気が出ないなら、そのまま、何もしないで

ダラダラ過ごせば、いいだけだ。

誰にも迷惑を掛けないし、頓挫する計画や作業がある訳でもない。

だけれども、やはり、長い間の習性で、まずはシャワーということになる。

段取りを考えながら、シャワーを浴びていた。

シャワーを浴びた後、出掛けに出すゴミをまとめていたら、心臓がドキドキしてきた。

恐らく、睡眠の量が足りなくて、心臓に負担が掛かっているのだろうと思った。

午前1時過ぎに寝て、途中、トイレに一度、起きて、5時に起きたのだから、

正味3時間程度の睡眠量だ。

少し動いただけで、心臓の鼓動が早まるのは、一人暮らしにはちょっとした恐怖だ。

何が起きても、おかしくない年齢ではあるし、無理を避けるのが賢明だ。

実際には心筋梗塞とか、なったことはないけれど、

狭心症の恐れがあり、ニトログリセリンの入った薬を財布の中に入れたりしてる。

少し前の私なら、決めたことを途中で投げ出してしまうと、やっぱり、俺はダメだなぁと

自己嫌悪にしばらくいじけていたけれど、今の私は違う。

車を洗いに行くのはやめにした。また、気分が乗った時にしようと決めた。

自己嫌悪なんて、全く、感じない。

そうした心の自由に笑いたくなる。

残された人生の最後のプレゼントなんだろう。

誰にも気兼ねする事なく、自分の思うがままに過ごせる毎日。

感謝しかない。

久しぶりに響いた言葉

YouTubeフェラーリとテスラの加速比べを見ました。

テスラの圧倒的な加速 2.7秒で100km/h

あっさり、フェラーリの負け。

誰かのコメントで、

将来、テスラに乗りたいです。

誰かの返信で、

テスラに乗りたい目標いいと思います!

 

久しぶりに目にした目標という言葉、

なぜか、ちょっぴり懐かしく感じました。

 

ちょっと前まで、売上目標とか、目標ノルマと

か、自分にとってはこの目標という言葉は、良

くも悪くも鬱陶しい言葉でした。

会社勤めの頃と違って、自分を喜ばすための目標。

探してみようと思いました。

 

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スノコベットを買った。

今日、ベットが届いた。

配達を2週間後にして、ベッドを置く部屋の片

付けを済ませておいた。

指定した通り、土曜日午前に届いた。

組み立て30分と書いてあったが、40分かかって完成した。

税込み14.999円、中国製、ちゃんとした作りだった。

ぼくの生活レベルではちょうどいい。分相応って奴だ。

この正月、バイトの休み、コタツでまったり、

夜更かしして、眠くなったりすると、

布団を敷くのが面倒でそのまま、コタツで毛布

一枚背中に掛けて眠った。

タツでゴロンと雑魚寝するのは、だらしない

けど、誰からも文句を言われる訳でもなく、好

き勝手にやれる気ままな幸せを味わうことが出

来る。

だから、朝、起きた時の身体が怠くなると分か

っていても、雑魚寝をしてしまう。

まだ、前期高齢者になったばかりなので、布団

の上げ下ろしがきつい訳ではないけど、

そのうち、きっと、きつくなるに違いない。

そうなる前にベッドにしておこうかなと思っ

た。

今までもベッドを利用したことがあったけれ

ど、引っ越しの度にベッドをバラしたり、組み

立てたりするのが面倒だったりして、いつのま

にか、部屋を広く使えるので、畳に布団を敷く

生活になっていた。

ネットでいろいろ探して、畳ベッドもいいと思

ったが、桐のスノコベットというのがあった。

布団の湿気がこもらなそうだし、値段も安い

し、使わない時は折りたためるし、

折り畳んだところに布団を干せるし、なかな

か、良さげなベットだ。

スチールのパイプで構成されていて、マットの

下は床までスカスカな空間が保てるから、

風通しも良さげだ。 これに決めて注文した。そ

して、そのベッドが今日、届いたのだ。

 

一番、嬉しかったのは、ベッドに敷布団のマッ

トを載せると、まるでマットそのものが

宙に浮いてるようにすっきりしていることだ。

注文時、ベットの外径寸法とマットの外径寸法

が同じになるようなサイズを選んだけれど、

これほどピッタリ合うとは期待してなかった。

歳のせいか、物を置く時に、角と角が合ってな

いとか、つらいちに並んでいないと、

気持ちが落ち着かない。

現物を見ないネットショピングだから、期待し

ていなかったが、

このスノコベット、買って正解だったと思う。

毛布の洗濯、乾燥

今日、晴天の午後、コインランドリーでダブルの毛布を2枚とスニーカー1足、洗濯した。

布団とか、毛布がコインランドリーで洗濯出来ると数年前に知った。

布団の洗濯するとダニとかも洗い流せるし、フカフカになるらしい。

40年前、コインランドリーは銭湯の隣にプレハブのような小さな建屋だった。

その中に数台の洗濯機と乾燥機が並べてあり、あまりきれいとはいえない食堂のテーブルとイスが部屋の真ん中に置かれていた。

洗濯機はドラム式ではなく、家庭用の洗濯機を業務用にゴツくした感じだった。

その頃のコインランドリーは布団とか、毛布とか、くつとか、洗えなかったと思う。

ダブルの毛布を2枚とスニーカー1足、車に積んで、覚えのあるコインランドリーに午後12時過ぎに向かった。

店の中は私以外の利用者はいなかった。

明るいLED照明の下には3台のドラム式洗濯機、7台の乾燥機が壁に沿って据えられていた。

時間のせいか、1台も使われていなかった。

洗濯機や乾燥機のところに貼り付けてある使用方法を何度も読み返す。

使用方法をよく読むよう注意書きがあった。

そこには、お金を入れた後は、途中で機械を止めたり出来ないし、返金も出来ないと書いてある。

せっかちな自分は初めての機械に接すると、必ず、使い方を間違える。

さいわい、このコインランドリーにいるのは私一人である。

あわてず、洗濯から乾燥までの流れを理解した後、ようやくお金を入れた。

ダブル毛布2枚800円洗剤、柔軟剤自動投入なので、毛布を入れるだけで30分後、乾燥機にうつす。乾燥までやってくれる洗濯機もあるらしいが、この店にはなかった。

洗濯が終わり、乾燥機に移し、さらに20分後、乾燥機から取り出したら、ふかっふかっで、

汚れが落ちたのか、毛布の柄が明るくなった。

何年前に購入した毛布なのか、忘れたけど、10年以上は使っている。

便利な世の中だなぁ。わずか千円足らずでダブルの毛布2枚が1時間も掛けずにきれいにふかっふかっになるなんて、ほんと、コインランドリーさん、ありがとう。

ふかっふかっの毛布に愛着が深まる。

こだわりのパスポート

去年の令和元年12月24日火曜日朝一番で、旅券センターで10年更新の申請を行なった。

受取りは1月9日木曜日。

有効期間を5年にするか、10年にするか、ギリギリまで迷ったけれど、結局、10年にした。

本当は5年にしたかった。

その理由は表紙が紺色だからだ。

10年有効の赤い表紙は日本らしくて、趣きがあるのだけど、紺色が好きで、パスポートにその色があるし、今回の更新が最後になるだろうから、この際、好きな色にしようと考えた。

それにくわえて、5年後、自分は70歳になるから、70歳過ぎたら、海外旅行に行ける体力や経済力はないだろうと決め付けて、70歳以降はゆっくり、汽車に乗って、日本中をさすらっている姿を妄想していた。

 

自分の悪いクセが出たと感じた。

70歳を過ぎようが、過ぎまいが、その時、その時で考えればいいじゃないか。

先のことを考えて、今を束縛してしまう考えは、もうたくさんだ。

行きたくなったら、行けばいいし、その時、その時で、自由に考えればいいじゃないかと思った。なにしろ、もうリタイヤしたのだから、誰に気兼ねする必要もないのだから。

自分の悪いクセはいつも自分で自分の枠を作ってしてしまうことだ。

縮こまってたみたいな会社員時代から自分を解放するには、自分に対しておおらかな気持ちになることだ、と自分に言い聞かせた。

更新の申請前夜、迷いに迷ったけれど、結局、

有効期限10年にした。

モスクワ・サンクトペテルブルグ一人旅 断念するまで(2/2 )

新型コロナウィルスの感染が止まるどころか、拡大の一途を辿っている。

3月6日出発の時期には今以上に深刻な状態を迎えているかもしれない。

北京経由でモスクワへ行った場合、なんらかの入国制限とか、一悶着あるかもしれない。

ロシアへの渡航制限はまだ、出ていないけれど、もはや、断念せざる得ないと2月8日土曜日、

キャンセルをすることにした。

オンライン旅行会社のエクスペディアの場合、キャンセルはカスタマーサポートの電話対応で

しか、扱っていない。 

つながらないとは聞いていたが、全くつながらない。

フリーダイヤルならまだしも、20秒で10円のナビダイヤルなので、不経済だ。

スピーカーにして何時間も待っていたり、何度もかけ直したり。

軽く東京から名古屋に新幹線で行けるくらいの電話代が掛かった。

ラチが開かないし、馬鹿馬鹿しいので、エクスペディアのLINEにメッセージを送ることにし

た。 キャンセルのメッセージを送ると、機械的に旅程番号や登録した電話番号、クレジット

番号を聞いて来た。

旅程番号などを記載して返信すると、該当する旅程番号のホテルだけは、即座にキャンセル出

来たが、航空券について該当するものがないという。

そんなことはないだろうと思う反面、航空券は航空会社との調整があるから、LINEでは

無理かなと思った。 エクスペディアのLINEの対応はなかなか、親切で担当者が出ますので

しばらく待って下さいとメッセージをもらうが、しばらくしても音沙汰なしなので、諦めた。

新型コロナウィルスの影響で相当数のキャンセルや問い合わせが発生し、カスタマーサポート

もその対応でてんてこ舞いの状態だろうと容易に想像できる。

3月6日まで時間があるし、中国国際航空はキャンセル手続きの期間を1年間としているし、

しばらく、時間を置いて、連絡すればいいと思った。

そんな風に考えていたら、4日後の2月12日エクスペディアから予約についてのお知らせという

メールが届いた。 

予約している旅行について、新型コロナウィルスの影響でキャンセルされる場合、旅程番号、

旅行日、航空会社、航空会社の6桁のレコードロケーターを返信して欲しいとのことだった。

早速、必要事項を記載して返信した。 

どのくらいのキャンセルの数を処理をしなければならないか、分からないけれど、

降って湧いたような新型コロナウィルスによって、昼夜を問わず、顧客への対応をせざる得な

い状況を想像すると、カスタマーサポートに電話がつながらなくても、イライラするのを

やめて正解だったと思った。 カスタマーサポートにつながらなくても、こうしてフォローの

メールが届くのは信頼出来る。

1週間後の2月18日、キャンセル、返金処理が完了、6日から10日営業日以内に予約時に支払っ

た方法で返金されますとのメールを貰う。

そして2月27日返金が口座に振り込まれていた。

結局、キャンセルはカスタマーサポートへの電話対応のみと記載されていたが、あまりの

キャンセルの多さからメールでの対応となったようだ。

 

気の狂いそうな夏の午後のラスコーリニコフ罪と罰、天国と地獄で見た山崎努の額に流れる

狂気の汗、貧しかった学生時代、なぜかそうした反社会的な動機に共感したあの頃の思い出を

辿ってみたくてサンクトペテルブルグをヨーロッパ初めての旅に選んだ。

そして、今のアルバイトの退職日が3月2日だったので3月の旅行にしたのだけど、

考えてみれば、四季のあるロシアなのだから、夏に行けばいい。

身体が動くうちなら、いろんなところへ行ってみたい。

モスクワ・サンクトペテルブルグ一人旅 断念するまで(1/2)

1月31日金曜日、ビザ申請の代行をお願いしていた東京のロシアビザセンタから予定通り、モスクワ行きのビザが届いた。

3月6日からのモスクワ・サンクトペテルブルグ一人旅、中国国際航空を利用して北京首都国際空港経由でモスクワに行き、数日間過ごした後、寝台特急サンクトペテルブルグへ行き、時間があればフィンランドヘルシンキ で1日、過ごす予定だった。帰りはサンクトペテルブルク からアエロフロートでモスクワへ出て、モスクワから北京首都国際空港で8時間の乗り換え時間があるので、天安門周辺を散策して、名古屋に帰る予定だった。

武漢で動物から人間に感染した新型コロナウィルスが発生して、人の移動の規制が激しさを増して来ていたのはニュースで知っていたけれど、まだ、深刻に受け止めなかった。コメンテーターの中には、動物を食べる中国の食文化に対して、動物からの復讐とか、そんなメルヘンなこと言える雰囲気もあった。

1月24日に中国国際航空から、新型コロナウィルスによって、1月24日以前に予約した人に対してはキャンセル手数料無料で対応するとのメールを貰っていた。

今回の旅は去年の9月にエクスペディア というオンライン旅行会社を通じてチケットを購入していたから、キャンセル手数料無料の対象であったけれど、自分の旅は北京で乗り継ぎをするだけで、武漢に滞在する訳ではないから、モスクワ行きをキャンセルしようとは思わなかった。

しかし、2月に入ると新型肺炎、新型コロナウィルスが中国国内から国外への感染が広がり、中国人の入国拒否とか、まずい状況が広がりつつあった。行こうか、行くまいか、迷い始める。

1週間、2月8日の土曜日まで、キャンセルするか、しないか、検討しようと決めた。

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伊吹山から望む